![]() 容器ネックに栓をするための栓装置
专利摘要:
本発明は、ネック(2)の周りに固定されるベース(10)と、ベースによって支持されると共に封鎖位置と開封位置との間を移動できる蓋(20)とを具備する栓装置に関する。装置の不正開封防止特性を改良するために、一方において、破断できる糸(30)は、蓋又はベースの第1の部分(211)に永続的に接続される少なくとも1つの長手方向端を有し、破断前に前記部分の周りに沿って長手方向に延び、他方において、突起(40)は、ベース又は蓋のそれぞれから形成される他の部分に永続的に接続され、前記第2の部分から外側に向かって突出する。突起は、蓋が封鎖位置から開封位置に初めて移動させられたときに糸が糸に沿って破断領域の位置で破断するまで、糸の少なくとも自由な部分に印加し、かつ、蓋が次いでその封鎖位置に戻されたときに前記破断領域のエッジ同士の間に介装させられるのに適している。 公开号:JP2011513144A 申请号:JP2010547234 申请日:2009-02-24 公开日:2011-04-28 发明作者:アンティエ,グレゴリー;ルッツァット,ミシェル 申请人:テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス ソシエテ アノニム; IPC主号:B65D41-34
专利说明:
[0001] 本発明は、容器ネックに栓をするための栓装置に関する。] 背景技術 [0002] 液体を包装する分野において、概して成形されたプラスチック材料で作られる、概ねチューブ形状のベースによって枢動可能に支持される蓋を含み、ネックの周りに固定されるように設計される栓を容器のねじ山を付けられた又はねじ山を付けられていないネックに備えることが一般的である。一般的に“スポーツストッパ”又は“スポーツキャップ”と称されるこの形式の装置は、容器内に収容された液体が前記ベースを通って流れることができるようにベースから十分遠くに離れた位置に蓋が枢動された後に、ユーザが容器のネックから直接飲むことができるようにするのに使用される。] [0003] この形式の栓装置が初めて使用される前に、すなわち蓋が初めて開封される前に、蓋及びベースは、装置が初めて開封されたときに少なくとも一部が破断されるのに適した不正開封防止手段によって共に接続される。したがって原則として、そのような不正開封防止手段は、ユーザによって使用されている装置が以前に開封させられたことがあるか否かについての視覚的表示をユーザに提供する。一般的にそのような可視表示は、不正開封防止手段の少なくとも一部分が装置の残りの部分から完全に分離されたときに明らかになる。しかしながら、そのような状況において、概して小さいサイズである分離された部分は、それを摂取され又は吸い込まれるおそれがあるので安全上の課題をもたらし、さらに、ユーザが当該部分をわざわざゴミ箱に捨てないで処分する傾向があるので環境上の課題ももたらす。] [0004] これらの課題を克服するために、そのような不正開封防止手段を導入する既知のやり方は、一般的には破断不能な細長い材料のブリッジを用いて装置に永続的に接続して残る一方で、十分な可視表示を付与するために装置の残りの部分から十分に離間されるように、前記手段の少なくとも一部分を提供することにある。しかしながら、そのような状況において、不正開封防止手段の部分的に取り外される部分は、ユーザがボトルのネックから直接に飲むときに頻繁にユーザの邪魔となる。加えて、前記部分的に取り外される部分は、上述の安全及び環境上の課題を有する栓装置から完全に離されるまで、ユーザにより握られつつ数回転ひねられるのが十分に簡単である長さを概して有する。] [0005] 第3の既知の解決策は、装置が初めて開封されたとき、非常に局所的な破断が行われる1又は複数の小さい破断可能な領域を除いて、不正開封防止手段が装置の残り部分から分離することを防止するために不正開封防止手段を強化することから構成される。残念なことに、このような状況において、不正開封防止手段の破断状態又は非破断状態の視認性は非常に低く、それゆえにそれが初めて開封されたものであるか否かを判断するために装置を非常に注意深く見ることをユーザに余儀なくさせる。] 発明が解決しようとする課題 [0006] 本発明の目的は、枢動可能に取り付けられる蓋又はより一般的には同じ類の動作をする蓋を有する栓装置の不正開封防止手段を、不正開封防止手段が有効である間に、さらに良好な視認性を提供すると共に栓装置の残りの部分からたとえ部分的であってもそれらが分離されるリスクを制限するように、改良することにある。] 課題を解決するための手段 [0007] この目的を達成するために、本発明は、請求項1に定義されるような容器のネックに栓をするための栓装置を提供する。] [0008] 本発明の基本的な思想は、不正開封防止手段として、機械的なヒューズを形成する“ヒューズワイヤ”の原理に基づいたシステムを提供することである。本発明によれば、材料のストランド(strand)は、蓋が初めて開封されたか否かの、すなわち前記蓋が必ずしもその開封位置に達することなくその封鎖位置から前記開封位置に向けて移動されたか否かの、極めて明確な視覚表示をユーザに提供する。この目的のために、本発明の装置が初めて開封されていない限りは、前記材料のストランドは無傷であり、すなわち破断されていない。材料のストランドの破断は、“ブレーカ”スタッドの存在に依存する。装置が初めて開封されたとき、ストランドと前記スタッドとの間の相対的な移動の結果、前記ストランドの破断をもたらすのに十分に強い機械的な応力がスタッドによってストランドの主部に印加される。したがって、装置が初めて開封された後に、材料のストランドは、材料のストランドの構造的な柔軟性及びスタッドの存在のために必然的に破断され、破断されたストランドは次いで、破断前に有する構造と異なる構造を有し、そのことがユーザによってすぐに観察される。] [0009] 本発明によれば、材料のストランドは破断前に、装置の周囲方向に延びるので、ストランドが破断された後に、半径方向外向きに突出する前記ストランドの部分がなく、破断されたストランドの存在は、ユーザが装置の出口から直接飲むことの妨げとはならず、ユーザが簡単に破断されたストランドの全体又はその一部を握りつつ数回転それをひねるであろうリスクは低く、又は実際にはほとんどゼロである。仮にそれが起こったとしても、取り外されたストランド部分の寸法は次いで、有利には、摂取した場合において気道を閉鎖するには小さすぎるだろう。] [0010] 分離して又は技術的に可能な任意の組み合わせにより取り入れられる本発明の栓装置のさらに有利な特徴は、従属請求項2〜12において特定される。] 図面の簡単な説明 [0011] 容器のネックに組み付けられ、未だに1度も開封されていない、本発明の栓装置の斜視図。 図1のII平面での縦断面図。 装置の部分を示す、図2の矢印IIIに沿って見たときに示される立面図。 初めて開封されている装置を示す、図3Aに類似する線図。 開封後に封鎖されている装置を示す、図3Aに類似する線図。 本発明の装置の変形実施形態を示す、図3Aに類似する図。 本発明の装置の変形実施形態を示す、図3Bに類似する図。 本発明の装置の変形実施形態を示す、図3Cに類似する図。 本発明の装置の他の変形実施形態を示す、図3Aに類似する図。 本発明の装置の他の変形実施形態を示す、図3Bに類似する図。 本発明の装置の他の変形実施形態を示す、図3Cに類似する図。 本発明の第2の実施形態を示す、図1に類似する図。 本発明の第2の実施形態を示す、図2に類似する図。 本発明の第2の実施形態を示す、図3Aに類似する図。 本発明の第2の実施形態を示す、図3Bに類似する図。 本発明の第2の実施形態を示す、図3Cに類似する図。] 図1 図2 図3A 図3B 図3C 実施例 [0012] 図面を参照しつつ、例として提供されるにすぎない以下の記載を読むことによってより明確に本発明を理解することができる。] [0013] 図1、図2及び図3A〜図3Cは、ボトルなどの容器のネック2に栓をするための栓装置1を示す。便利さの理由から、以下の記載において、ボトルが水平な表面の上に垂直に立っているときに、用語“頂”及び“上向き”は、本体3から見てネック2の逆側に本体から離れて延びる方向を参照し、したがって、その方向は、図1、図2及び図3A〜図3Cの頂部に向かって延びる。用語“底”及び“下向き”は、反対の方向を参照する。同じ取り決めが図4A〜図4C、図5、図6及び図7A〜図7Cの説明のために使用される。] 図1 図2 図3A 図3B 図3C 図4A 図4B 図4C 図6 [0014] 装置1は、X−X軸線中心の全体形状がチューブ状であるベース10を有する。ベース10は、略円形ベースであると共にX−X軸線中心であるチューブ形状を有する本体部11を具備する。本体部11は、この実施例においてねじ締めによってボトルのネック2の周りに固定されるやり方で取り付けられるのに適しており、したがって、本体部には、ネックの外側ねじ山4と相補的な内側ねじ山12が設けられる一方で、本体部11の外側の面には、ネックの上に本体部11をネジ締めする目的のためにベース10を保持するのを容易にする縦スプライン13が設けられる。] [0015] さらに、ベース10は、X−X軸線中心に全体的にチューブ状であると共に上方に向けて先細りの飲み口14を有する。飲み口14の底部は、この実施例において、水平壁15を介し本体部11と一体化して形成されていることによって、本体部11の頂部に固く接続される。壁15は、その底面に、図2に示されるようにベース10がネックに締められたときに、ネックの頂端の内面に対して漏れ止めのやり方で係止するのに適した円筒形密閉裾151を有する。飲み口14は、その頂端において、水平端壁16によって閉じられ、水平端壁16は、その中央域に円筒形開口161を画定する。] 図2 [0016] さらに、ベース10は、蓋20を組み付けるためのバンド17を有する。この実施例において、蓋及びバンドは、単一の部分として一体化して形成される。] [0017] 蓋20は、Y−Y縦軸線中心の全体形状がチューブ状である。この目的のために、蓋は、Y−Y軸線中心であると共に上方に向かって若干先細りのチューブ形状の本体部21を有する。本体部21は、その縦方向端の一方で端壁22によって閉じられ、その端壁22は、Y−Y軸線に対して垂直な平面に拡がり、端壁22には、本体部21の内側に向かって面しているその面上に円筒形密閉裾221が設けられる。この裾221は、実質的に漏れ止めのやり方で開口161を閉鎖するために前記開口の中に挿入されるように寸法設定される。したがって、蓋20は、ベース10を封鎖することによってネック2に栓をするのに適している。] [0018] 蓋20は、裾221が開口161を閉鎖しながら本体部21が飲み口14を覆い、次いでX−X軸線及びY−Y軸線が実質的に一致する、複数の図に示される封鎖位置と、開口161が外部と自由に連通するのに、かつベース10がネック2に組み付けられたときに、ユーザがネックを介して前記開口を通してボトル本体3に収容された液体を、具体的には口に直接飲み口14を持っていくことによって注ぐのに、蓋が飲み口14から十分遠くに離れる開封位置との間を、動くことができるようにベース10によって支持される。] [0019] この目的を達成するために、蓋20は、ヒンジのZ20−Z20軸線回りに枢動するように取り付けられ、そのZ20−Z20軸線は、X−X軸線及びY−Y軸線の略周方向である方向に沿って延びる。装置1を取り扱うユーザから遠ざかるという意味で、後部とみなされるベース10の部分に、前記Z20−Z20軸線がある。蓋20は次いで、有利には、Z20−Z20軸線回りに全体として枢動することによってその封鎖位置とその開封位置との間を可逆的に移動し、中間枢動位置は図2に鎖線で部分的に示される。] 図2 [0020] 枢動するように蓋20を駆動するために、前記蓋には、フロントタブ23が設けられ、このタブ23は、端壁22と同じ平面に延び、本体部21の前部に設けられる窪み24に位置する。このようにして、ユーザは、図2に示されるように、上向きに及びY−Y軸線に対してほぼ平行である軸線に沿って指向される力F1を印加するために、窪み24に指を置き、窪みに向かって面するタブ23の表面を押圧することができる。] 図2 [0021] 組付バンド17は、略環状であると共にベース10の残りの部分に対して固定されかつ同軸であるように取り付けられるのに適した本体部171を有する。ここで考慮される実施形態において、本体部171は、相補的な凹部18に、具体的にはスナップ留めによって収容されかつ固定され、その補完凹部18は、図2の左部分において明確に理解できるように、本体部11の頂端によって、壁15によって、そして飲み口14の底端によって一緒に画定される。] 図2 [0022] 後部において、本体部171は、蓋20とバンド17との間に柔軟性のあるタイプのヒンジ接続を形成する1又は複数のストリップ172を形成することによって、蓋20の本体部21に永続的にかつ変形できるように接続される一方で、枢動軸線Z20−Z20を画定する。] [0023] 不正開封防止手段の目的で、さらに、装置1は、材料のストランド30及びスタッド40を有する。図1、図2及び図3A〜図3Cに示される実施形態において、ストランド30は、蓋20の本体部21に永続的に接続され、本体部21の前部分211には、半径方向貫通孔が設けられ、すなわち前記部分211は、ストランド30によって構成される底縁すなわち本体部21の周囲方向に延びる縁を有する貫通窓25を画定する。ストランド30及び本体部21は、有利には、図3Aにおいて明確に理解できるように、ストランドの長手方向端301,302が本体部211と一体化して形成されるように、具体的には成形によって単一の部分として一体化して形成される。] 図1 図2 図3A 図3B 図3C [0024] 窓25の頂縁は、飲み口14の底部において飲み口14の前部141から外向きに突出するスタッド40を窓が収容するのにストランド30から十分遠くに離れる。この実施例において、スタッド40は、飲み口14と共に一体化して形成され、それによりベース10と共に単一の部分として成形することによって製造が容易になる。] [0025] スタッド40は、X−X軸線に沿って下向きに移動すると増加する半径方向の寸法を有し、図1、図2及び図3Aに示されるように、その頂部401において、スタッド40の厚さ、すなわち飲み口の前部141の外側の面に対して突出するその半径方向の寸法がほとんどゼロである一方で、その底部402においてこの厚さは最大であり、したがって、装置1が未だに1度も開封されていない限り、スタッド40はその底部402において、X−X軸線に沿ってストランド30の主部303に直接に面する面41を画定する。この実施例において、この面41は、下向きに面する突端を形成するように成形される。すなわち、その面は2つの略平面を具備し、それらの表面は下向きにかつ互いに他方に向かって1点に集まり、それらが交わる位置においてストランドの主部303の中央部に向く角のある領域を形成する。この中央部は、有利には、さらに薄い鉛直方向の厚さを有する。すなわち、X−X軸線に沿ったその寸法は、ストランド30の残りの部分のその寸法よりも小さい。この目的を達成するために、この中央部は、図1及び図3Aにおいて明確に理解できるように、面41の角のある領域が収容される切欠き31を画定する。] 図1 図2 図3A [0026] 装置1を製造するために、スタッド40及びベース10は、そのバンド17を除いて、有利には、プラスチック材料を成形することによって単一の部分として得られ、蓋20、ストランド30及びバンド17は、有利には、上記の材料と同一でもよく又は異なってもよいプラスチック材料を成形することによって単一の部分として得られる。実際に、使用されるプラスチック材料は、ポリプロピレン、ポリエチレン及び他の材料の中から選択される。] [0027] 蓋20は次いで、凹部18内部にバンド17をスナップ留めすることによってベース10の本体部11に組み付けられる。この組み付けの間、ストランド30は、損傷を受けることなく、スタッド40を頂部から底部へ通過しなければならない。この目的を達成するため、及びスタッド40の半径方向の厚さが増加するという理由で、外側に面する前記スタッドの面42は斜面を形成し、蓋20がベース10に対して所定位置に設置される間、ストランド30は斜面に対して徐々に摺動する。この斜面42は、ストランド30の主部303を外向きに徐々に応力を印加し、次いで、有利には、前記主部303が面41の高さレベルのよりも下に位置するまで、主部303がスタッド40を通過可能にするようにストランドの柔軟性が使用され、前記主部303は次いで、当然に、ストランド30の材料の、具体的にはその端301,302の弾性復帰力によって前記面のすぐ下に位置決めされる。装置1は次いで、図1、図2及び図3Aに示される構成となる。] 図1 図2 図3A [0028] 装置1は、以下のように使用される。最初には、図1、図2及び図3Aに示されるように、未だに1度も開封されていない装置1によってボトルのネック2が封鎖されているとみなされる。装置を開封することを望むユーザは、窪み24内部に挿入されるユーザの1本の指によりタブ23に駆動力F1を印加することによって、Z20−Z20軸線回りに蓋20を枢動させる。ストランド30は次いで、蓋の駆動への抵抗を生じ、ストランド30の主部303は次いで、その場所でストランドがさらに薄く形成されると共に面41の角のある領域に起因してさらに強い応力を受けるので、切欠き31においてストランドを破断するまで、スタッド40の面41に押圧される。したがって、ユーザが、前記ストランドが破断するまでストランド30によってもたらされる低抵抗を克服すると、ユーザは、図3Bに示されさらに図2に鎖線により示される中間位置を介して蓋を移動させる一方で、開口161が完全に妨げられなくなるまで蓋20を枢動し続ける。図3Bにおいて明確に理解できるように、ストランド30は次いで、完全に破断させられるので、離間される破断された切欠き31のエッジ31A,31Bによって、ストランドは、2つの異なる部分30A,30Bから構成され、これら部分は、ストランド端301,302によって窓25のそれぞれ対応する一側に接続され、端301,302と反対側において、破断された切欠き31のエッジ31A,31Bのそれぞれによって終端される。さらに、スタッド40の、具体的にはその面41の存在は、図3Aに矢印F2によって示されるように、ストランド端301,302の変形によってスタッド40を越えるように下向きに枢動するために2つの部分30A,30Bを拘束する。] 図1 図2 図3A 図3B [0029] したがって、ストランド30及びスタッド40は、優れた不正開封防止手段であり、装置1が初めて開封される前に、ユーザは、ストランド30が損傷を受けていなことを視覚的に確認することができ、前記ストランドは、蓋20の外側周囲領域に明確に位置しているので、ユーザによって特に良好に観察されることができる。ユーザが装置1を開封し始める前にストランド30が破断していたならば、例え蓋20がその封鎖位置に戻されていたとしても、ストランド部分30A,30Bはもはや初めの構造の状態でなく、むしろ、エッジ31A,31B同士の間に介装されるようにそれら部分30A,30B同士の間に配置される突出するスタッド40の存在に起因して、前記部分30A,30Bは、有利には、図3Cに示される構造を取ることになる。この実施例において、矢印F3によって示されるように、ストランド部分30A,30Bは、前記部分が前記反対側においてスタッド40によって画定される表面43A,43Bのそれぞれに係止することによって、変形させられているこれら端301,302により枢動させられる。この目的を達成するために、前記表面43A,43Bは、下方に向かって互いに他から拡開する。] 図3C [0030] 有利には、ストランド30は、蓋20が開封位置と封鎖位置との間の中間位置に達するやいなや、すぐ上に示されるように破断し、前記中間位置は、蓋と飲み口14との間の漏れ止め作用が、具体的には開口161を画定する壁に漏れ止め当接の状態にある裾221において効果的に維持されることを保証するために封鎖位置に十分に近い。当然のことながら、前記裾及び前記壁の両方又は一方は、蓋20がベース10から上向きに離間される小さな隔たりにもかかわらず漏れ止め接触を得ることを可能にする一定の弾力を有することができる。したがって、装置1が初めて開封される前に、ユーザは、ストランド30が破断していないことをユーザが観察したときに、装置が故意に傷つけられていない、すなわち装置1を備える容器の中身を消費するに適さなくする目的で装置の密閉作用を破るために蓋が前もって不正開封されていないという、信頼できる保証を有する。] [0031] 図4A〜図4Cは、参照番号40’である、スタッド40の変形実施形態を示す。この変形例において、スタッド40’の底面41’は、突端が形成されない。その代わりに、底面41’は、ストランド30の主部303を覆うために略平坦であり、作動上の間隙が介装される。スタッド40’の他の特徴は、スタッド40の特徴と同一であり、したがって、スタッド40’とストランド30との間の相互作用は、ストランド30の初期破断に関することを除いては、スタッド40とストランド30との間の相互作用と同一である。この実施例において、面41’の全体が、ストランドが破断するまで、ストランドの主部303に応力を印加することに関与する。] 図4A 図4B 図4C [0032] 実際には、図4Aに示されるように前記主部303が切欠き31を有するならば、ストランドは、前記切欠きにおいて、ストランドの他の部分よりも弱いことに起因して破断する。ストランド30が破断した後、ストランド部分30A,30Bは、図4B及び図4Cを図3B及び図3Cと比較することによって図4B及び図4Cから分かるように、それらがスタッド40に対して振舞うのと同じようにスタッド40’に対して振舞う。] 図3B 図3C 図4A 図4B 図4C [0033] 図5A〜図5Cは、参照番号30’ で示されるストランド30の変形実施形態であって、この実施例ではスタッド40’という変形形態が組み合わされた変形実施形態を示す。ストランド30’というこの変形形態において、装置1が初めて開封されたときにストランドが破断する領域は、ストランドの主部303にない。その代わりに、その領域は、ストランドの長手方向端30’2にある。永続的な接続がストランド30’の大部分と蓋20の部分211との間で残ることを確保する目的で、ストランドの他方の長手方向端30’1はストランド30の端301と同一である。実際には、ストランド30’がその端30’2で破断することを確保するために、前記端は、ストランド30の切欠き31に機能的に類似する切欠き31’を有することによりストランドの残りの部分よりも薄い。] 図5A 図5B 図5C [0034] 蓋20が初めて開封されたとき、スタッド40’の面41’は、ストランドの端30’2が破断するまでストランド30’に応力を印加する。図5Bに示されるように、破断された切欠き31’のエッジ31’A,31’Bは次いで、介装されているスタッド40’により離間され、ストランドの主部30’3は、ストランド端30’1の変形によってスタッドを通過するために下向きに枢動するように拘束される。言い換えれば、図4Bと比較することによって図5Bから分かるように、ストランド主部30’3は、ストランド30のストランド部分30Aとほぼ同じように振舞う。] 図4B 図5B [0035] 同様に、図5Cに示されるように蓋20がその封鎖位置に戻されたとき、ストランド30’の主部30’3は、前記主部がスタッド40’の表面43Aに係止することによりストランド端30’1の変形によって上向きに枢動させられる。] 図5C [0036] 加えて、選択任意の構成において(図示しない)、平坦であることよりむしろ、係止面41’は、ストランド端30’2を向く角のある領域を形成する。このようにして、角のある領域は、切欠き31’にさらに大きい応力を印加し、それによりさらに迅速な破断を得ることが可能であり、すなわち図5A〜図5Cに示される面41’の平坦な実施形態において破断するために必要な蓋20の枢動角度よりも小さな角度で破断を得ることが可能である。] 図5A 図5B 図5C [0037] 図6、図7及び図8A〜図8Cは、不正開封防止手段に関してのみ図1、図2及び図3A〜図3Cの装置1とは異なる、栓装置100の他の実施形態を示し、ベース10及び蓋20にスタッド40及びストランド30をそれぞれ設けるのではなく、装置100のベース110及び蓋120にストランド130及スタッド140をそれぞれ設けるという点において、第2の実施形態は、図1、図2及び図3A〜図3Cの“対称的な”又は“鏡写しの”実施形態であるとみなされることができる。] 図1 図2 図3A 図3B 図3C 図6 図7 図8A 図8B 図8C [0038] より正確には、ベース110は、ベース10と同じ構成要素で構成されており、その本体部111の頂部がその前部1111において窓25に機能的に類似する窓119を画定することを除いて、それらの構成要素は、数字の“1”が前に置かれたベース10の構成要素と同じ参照番号を有する。具体的には、窓119の頂縁は、前部1111の周囲方向に延びるストランド130によって構成される。前記窓の底縁は、蓋120の本体部121の前部1211から外向きに突出するスタッド140を収容するようにストランド130から十分に下向きに離れており、それ以外は前記蓋120が蓋20と同じ構成要素を有することが観察され、その構成要素は、数字の“1”が前に置かれた同じ参照番号を有する。] [0039] 特に、スタッド140は、面141を画定し、面141は、蓋120が図6、図7及び図8Aに示されるその封鎖位置から図8Bによって示される中間位置を通りつつ、その開封位置まで初めて移動させられるときに、前記ストランドが2つの異なる部分130A,130Bに破断するまで前記頂面141がストランド130の主部1303に係止するという点で、スタッド40の面41に機能的に類似することが、当然である。ストランド30と同じように、ストランド130の破断は、局所的にさらに薄いストランドの主部1303の中央部を備えることによって容易にされかつ集中させられ、有利には、図8Aにおいて明確に理解することができるように、面141によって形成される突端の角のある領域を収容するための切欠き131が主部1303に備えられる。] 図6 図7 図8A 図8B [0040] 同様に、ストランド端301,302についてと同じように、蓋120が図8Bに示されるように開封され、蓋が後に図8Cに示されるように封鎖される一方で、スタッド140が破断された切欠き131のエッジ131A,131B同士の間を通過することを可能にするように変形するストランド部分130A,130Bによって、ストランド端1301,1302は変形され、ストランド部分130A,130Bは次いで、スタッド140の両側に画定されかつ表面43A,43Bと同様に作動する、上向きに拡開する表面143A,143Bに係止する。] 図8B 図8C [0041] 加えて、図7において明確に理解できるように、外側を向くスタッドの面142がストランド130のための斜面を形成し、蓋120がベース110に初めに取り付けられている間にその斜面がストランド30に対する斜面42に類似した作用をするように、スタッド140の半径方向の寸法はY−Y軸線に沿って下向きに移動するにつれて減少する。] 図7 [0042] さらに、栓装置1,100の様々な配置及び変形が可能である。例として、以下のそれぞれ、あるいはそれらの組み合わせが可能である。 ・図4A〜図4C及び図5A〜図5Cそれぞれを参照しつつ考慮される2つの変形実施形態は、図6、図7及び図8A〜図8Cを参照しつつ考慮される実施形態に、分離して又は結合されるやり方で、置換されてもよい。 ・ 上記で考慮される実施例において、ストランド30,30’又は130及びスタッド40,40’又は140は、ベース10又は110と蓋20又は120との前部に、特にユーザによる良好な視認性のために配置され、変形例において、ストランド及びスタッドは、装置1又は100の他の周囲部分、具体的にはベース及び蓋の一側である、タブ23又は123に対してX−X軸線及びY−Y軸線回りにほぼ90度の位置に設けられることができ、同様に、ストランド−スタッドの複数の対は、例えば装置の各側に設けられてもよい。 ・ネジ締めすることによってネック2の周りに固定されるのではなく、ベース10又は110は、ネックの相補的な部分にその底面の一部分をスナップ留めすることによって留められてもよい。 ・ 蓋20,120のように枢動可能に取り付けられる蓋を有する装置以外の栓装置に対し、蓋が初めて開封されたときに、そのような装置の蓋がネック2から上向きにベースから離間することを条件として、ストランド30,30’又は130とスタッド40,40’又は140とのそれぞれに類似するストランド及びスタッドの使用が可能になる。 ・ 次いで共に組み付けられる2つの異なった部品でベース10又は110と蓋20又は120とを作るのではなく、これらの2つの要素は、その封鎖位置にある蓋と共に、又はその封鎖位置から脱した位置にある蓋と共に、成形されることができ、蓋は次いで、ストランド30,30’又は130がスタッド40,40’又は140の斜面42又は142に対して摺動しながら、その封鎖位置に移動、具体的には枢動される。] 図4A 図4B 図4C 図5A 図5B 図5C 図6 図7 図8A 図8B
权利要求:
請求項1 容器ネック(2)に栓をするための栓装置(1;100)であって、略チューブ状であり、ネックの周りに締められるのに適したベース(10;110)と、蓋(20;120)であって、略チューブ状であり、蓋がベースの一部を覆うことによって漏れ止めのやり方でベースを閉鎖する封鎖位置と、流れがベースを通過することを可能にするために蓋がベースから離間させられる開封位置との間を、具体的にはベースの中心軸線(X−X)の略周方向である軸線(Z20−Z20)回りに枢動するように移動可能に支持され、蓋がその開封位置に移動するためにその封鎖位置を離れたとき、ネックから離れるように移動される、蓋と、蓋がその封鎖位置からその開封位置に向かってすでに枢動されたか否かを視覚的に表示することに適した不正開封防止手段(30,40;30,40’;30’,40’;130,140)と、を具備する前記装置において、不正開封防止手段が、破断可能なストランド(30;30’;130)であって、ストランドの2つの長手方向端(301,302;30’1,30’2;1301,1302)のうちの少なくとも一方が、蓋(20)又はベース(110)の第1の部分(211;1111)に永続的に接続される前記少なくとも一方を有し、破断する前に、前記第1の部分の周縁上を長手方向に延びるストランドと、ベース(10)又は蓋(120)それぞれの第2の部分(141,1211)に永続的に接続され、前記第2の部分から外向きに突出し、蓋がその封鎖位置からその開封位置に初めて移動されたときに、ストランドに沿って破断領域(31,31’,131)においてストランドを破断するまで少なくともストランドの主部(303,30’3,1303)を押圧することと、さらに、蓋が次いでその封鎖位置に戻されたときに、前記破断領域のエッジ(31A,31B;31’A,31’B;131A,131B)同士の間に介装されることとの両方に適したスタッド(40;40’;140)とを具備する栓装置。 請求項2 ストランド(30;130)の破断領域(31;131)が、ストランドの主部(303;1303)に、有利には前記主部の中央にあり、ストランドの2つの長手方向端(301,302;1301,1302)が次いで、第1の部分(211;1111)に永続的に接続され、これに対して、ストランドが破断された後に蓋がその封鎖位置に戻されたときに、スタッド(40;40’;140)が破断されたストランドの2つの異なる部分(30A,30B;130A,130B)同士の間に介装される、請求項1に記載の装置。 請求項3 ストランド(30’)の破断領域(31’)が、ストランドの前記長手方向端のうちの一方(30’2)にあり、他方の長手方向端(30’1)が次いで、第1の部分(211)に永続的に接続される、請求項1に記載の装置。 請求項4 破断領域(31;31’;131)が、ストランドの残りの部分に対してさらに薄い、請求項1〜3の一に記載の装置。 請求項5 ストランド(30;30’;130)が破断する前かつ蓋(20;120)が封鎖位置にある間に、第1の部分(211;1111)に関連する軸線(Y−Y;X−X)に沿って見ると、ストランドが、スタッド(40;40’;140)の係止面(41;41’;141)に面して位置する、請求項1〜4の一に記載の装置。 請求項6 スタッド(40;140)の支持面(41;141)が、ストランド(30;130)が破断する前に前記ストランドを向く突端に成形され、前記さらに薄い破断領域が、前記突端を収容するための切欠き(31;131)によって構成される、請求項4及び5に記載の装置。 請求項7 スタッド(40’)の支持面(41’)が、ほぼ平坦であり、支持面は、ストランド(30)の少なくとも主部(303)を覆う、請求項5に記載の装置。 請求項8 第1の部分(211;1111)が、半径方向貫通窓(25;119)を画定し、半径方向貫通窓の複数の縁のうちの1つが、ストランド(30;30’;130)によって構成され、蓋(20;120)がその封鎖位置にあるときに、スタッド(40;40’;140)が半径方向貫通窓内に収容される、請求項1〜7の一に記載の装置。 請求項9 第2の部分(141,1211)に付随する軸線(X−X;Y−Y)に沿って見ると、スタッド(40;40’;140)が、ストランド(30;30’;130)が破断する前に、前記ストランドに面している側(402)から反対側(401)に移動すると減少する半径方向寸法を有する、請求項1〜8の一に記載の装置。 請求項10 第2の部分(141;1211)の周囲方向における2つの互いに対向する側に、スタッド(40;40’;140)が、ストランド(30;30’;130)が破断する前の前記ストランドに向かって移動すると拡開するそれぞれの表面(43A,43B;143A,143B)を有する、請求項1〜9の一に記載の装置。 請求項11 ストランド(30;30’;130)及びスタッド(40;40’;140)が、第1の部分(211;1111)及び第2の部分(141;1211)のそれぞれと一体である、請求項1〜10の一に記載の装置。 請求項12 ストランド(30,30’,130)が、蓋(20)がその封鎖位置及びその開封位置の間の中間位置を取るときにスタッド(40,40’,140)によって破断させられることに適し、ベース(10)は、蓋が封鎖位置から前記中間位置に移動するときに、漏れ止めのやり方で蓋によって閉鎖され続ける、請求項1〜11の一に記載の装置。
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